図書館は自館の歴史をきちんと保存しているか?

先日、仕事の打ち合わせをしていて、図書館の利用案内、パスファインダーやブックリスト、講演会や展示会等のイベントのポスターやチラシなど、すべて図書館の歴史=活動の記録として、図書館が責任をもってすべて保存すべきではないか、という話題が出ました。公文書は保存年限があって、図書館でも原則として年限がくると文書は廃棄します。*1それぞれの業務担当が管理していると、担当者が代わればいつの間にか廃棄される可能性が大きいので、館の方針として、利用者へのサービスの中で作成した資料類はすべて保存していくことが必要だろう、何よりも、図書館史を作成する時には絶対に必要になるから、ということでした。図書館は資料を保存する、という機能を持っています。だからこそ、まずは、自分たちの活動の歴史を保存することのを忘れてはいけないのではないか、という話を聞いて、「なるほど」と思った次第です。
館報、事業概要とか報告書のような冊子になっているものは、図書館資料として受入されて、提供されています。児童のブックリストや郷土資料の新着資料紹介のように定期的に刊行されているものは、こちらも雑誌扱いとして、受入られていたはずです。*2自分の勤務館では、こんな状況だったかと思います。
館内で利用者に配布しているパスファインダーや資料リストやイベントのちらしなどは、各業務の担当が保存しているくらいでしょうか?でも、果たしてどこまで保存されているかはわかりません。パスファインダーは、改訂をすれば、古い版は廃棄されていたと思います。
今からでも遅くないので、利用者へのサービスの中で作成した資料類をきちんと保存していくことが必要でしょう。幸い、図書館学室があるので、ここをうまく活用すれば保存と管理が可能かもしれません。保存方法としては、とりあえずは紙媒体のもので、一応電子ファイルでも持っていても良いかもしれません。どこが責任を持って管理をするか、とか、他にもクリアすべき問題はありますが。
他の図書館ではどんな状況なのでしょう?

*1:年限を越えて保存されている文書もありますが…。

*2:紙媒体から、電子媒体での発行に切り替わったものもあります。