「NINAGAWA十二夜」

NINAGAWA十二夜」を観てきました。
 2005年7月の初演、2007年7月の再演も歌舞伎座で観ています。今回は、今年3月のロンドン公演の凱旋公演となっていて、今までは全3幕だったものが全2幕になって、上演時間も30分ほど短くなり、舞台もスピードアップされています。ただ、その分、さらさらとした感じで、琵琶姫(=獅子丸)の大篠左大臣への恋慕とか織笛姫への獅子丸への恋慕といったものの描き方が前回に比べてあっさりしているような気がしました。
菊之助の琵琶姫、獅子丸、主膳之助の3役の演じ分けは、回を重ねるたびに良くなっているように思います。亀治郎の麻阿は、今回も思いっきりはじけています(笑)。
この舞台の見どころは、やはり舞台装置の鏡の使い方でしょう。幕が開いて、舞台一面の鏡に1階の客席の人たちが映ります。ただ、新橋演舞場歌舞伎座よりも舞台の幅が狭いので、歌舞伎座の方が迫力があったような気がします。その後も、舞台装置の一部として、鏡が効果的に使われています。今回は3階1列目で観ましたが、鏡の効果を楽しめるのは1階席よりも3階席かもしれません。
それから、今回はカーテンコールがありました。
 「NINAGAWA十二夜」公式サイト  http://www.kabuki-bito.jp/juniya/