『「でっけえ歌舞伎」入門』

先月は、新橋演舞場の「石川五右衛門」を2回観に行ってきました。1回目は3階の最前列で全体を観て、2回目は1階の3列目でじっくりと。一番盛り上がる、最後の宙乗りでの葛籠抜けは、3階席の方が迫力がありました。
樹林伸*1が原案、市川海老蔵主演の新作歌舞伎にひかれたのが理由だったと思うのですが、うまく感想が書けない…。確かに歌舞伎的要素がたくさんあって、それなりに面白かったと思うのですが。豊臣秀吉役の團十郎の舞台での存在感は大きかったと思います。
そして、この公演中に発売されたのが、樹林伸著『「でっけえ歌舞伎」入門:マンガの目で見た市川海老蔵』(講談社+α新書)。

新橋演舞場内の売店でも売っていましたが、私は銀座教文館で購入しました。
この本は、著者が市川海老蔵に出会って一緒に新作歌舞伎「石川五右衛門」を作ることになった経緯などが書かれています。第7章は、著者と海老蔵の対談で、「石川五右衛門の人物像は、海老蔵をイメージして『アテ書き』した」(p.164〜165)という言葉に納得。舞台の石川五右衛門は、海老蔵そのもののような感じがしました。海老蔵のチャレンジ精神にも、拍手です。

*1:金田一少年の事件簿」や「神の雫」等の原作者とのことですが、漫画を読まないので、どんな人か知りませんでした…。