芸術の秋

昨日、東京では木枯らし1号が吹いて、一気に冷え込んできましたが、私の11月は芸術の秋!歌舞伎の秋!?
今月は歌舞伎座と演舞場の公演に、昼、夜行く予定。先月は、歌舞伎座夜の部のみの観劇にしたので、その反動? 国立劇場でも歌舞伎公演をやっていますが、図書館総合展にも行く予定なので、スケジュール的に国立劇場は難しそうです。
歌舞伎座は、「仮名手本忠臣蔵」の通しです。それで、読み始めたのが、関容子著『芸づくし忠臣蔵』(文春文庫)です。

芸づくし忠臣蔵 (文春文庫)

芸づくし忠臣蔵 (文春文庫)

この本は、「仮名手本忠臣蔵」の各段が章立てになっており、各章が、歌舞伎俳優だけではなく、義太夫、大道具などの裏方まで、舞台に関わる様々な人々のインタビュー等で構成されています。それぞれの芸の工夫や逸話が満載で、とても面白いです。「忠臣蔵」が歌舞伎の人気演目なのがわかるような気がします。
私はスケジュールの都合で、夜→昼の順で見ることになってしまいましたが、できれば、やはり、昼→夜の順で見た方が良いと思います。
忠臣蔵」は通しでも何度か見たことがありますし、七段目とかは、単独でかかることもあります。でも、仁左衛門の大星由良之助は、初めて見たと思います。いたずら紙をずっとつけたままで、縁の下にいる九太夫がいることに気づいてまるめて落とすとか、遊女おかるが落とした簪を頭につけるとか、初めて見ることがあるな、と舞台を見ながらずっと気になっていました。帰りの電車で運よく座れたので、『芸づくし忠臣蔵』の七段目の章を読んだところ、仁左衛門松嶋屋系で由良之助を演じていることがわかりました。
この本は、今月、歌舞伎座に行く予定の方にはおススメします。予習だけでなく、復習にも良いと思います。でも、復習で読んだら、また観に行きたくなるかもしれません。