マーク(MARC)はすぐには変わらない?

前回、「TRC、主帳合取次を日販に変更 *1」について、「今週の図書館の重大ニュース」と書いてしまいましたが、大げさすぎたかもしれません。
このニュースを知って、
「これは一大事!」
と反応したのは、館内では私のいるシステム担当部門と和書の収集部門だけだったような感じです。館内の他の部署からの問い合わせはありませんでした。
システム担当部門としては、今回の何かシステム的対応が必要にかもしれないけれども状況がよくわからない、システム更新にも何か影響があるのか、ということで、先日、TRCさんに現在の状況などのお話を伺いました。
TRCさん、現在、営業の方が取引のある書店や図書館を回っていて、大変そうです。でも、他の図書館さんは比較的冷静で、「物流が変わるのね。」という感じだそうです。そして、主帳合取次がトーハンから日販に変わることは決まったものの、現場レベルでこれからどうするかは決まっていないようです。(だから、続報が出ない? それとも、報道されないけれども、水面下で何か動いている?)
物流については、トーハンとは日販では得意とする出版社が異なるようなので、切り替え時期となる来年2月頃の本の入荷状況には注意が必要になりそうです。
勤務館では、今回の件についてのシステム対応はなしとなりましたが、トーハン系から入荷する新刊本とTRCマークの突合状況にも注意が必要になりそうです。
また、マークについて、NTS(日販図書サービス)との話はまだないそうで、当分、TRCマークは現行のままでいくとのことでした。ただし、今回の件で日販がDNPグループに加わることになると、同じ企業グループの中での経営観点からの業務見直し的な動きは出てくると思われます。そうなると、将来的には、TRCマークとNS-MARC(ニッパンマーク)との間での何らかの動きがあるかもしれません。
市販マークの状況はすぐには変わらないようですが、図書館としては、当分は出版・流通系の動きには注意をしていく必要がありそうです。