「教えて!定番事例」の登録状況

レファ協*1の「参加館のページ」に、10月・11月に行われた、参加館向け企画「教えて!定番事例」のデータ登録状況の報告が掲載されています。
   参加館向け企画「教えて!定番事例」  http://crd.ndl.go.jp/jp/library/teiban_2009.html
登録状況一覧表を見ると、登録事例591件の内、香川県立図書館の事例が369件で、大半を占めている!? 香川県立図書館の事例の中には、備考欄に、どうして定番事例としたのかのの理由が記入されたものもあり、面白いと思いました。例えば、以下の事例の備考欄には、「定番事例。明治・大正時代には一般的だった家事に関することを調べる場合、近代デジタルライブラリーに情報があるかも。」とあります。
   「ふとんの縫い方の本」 http://crd.ndl.go.jp/CRDS/servlet/common.Controler
今回の企画は、「定番事例、すなわち基本的なレファレンス・ツールやインターネット情報源を用いて即答できる事例や、それぞれの図書館で頻繁に聞かれる事例の促進を図る」ために企画されました。定番事例と登録されたのは600件弱だったのですが、件数把握のため、備考欄に定番事例と記録することが推奨されています。登録された定番事例約600件は、備考欄に「定番事例」と記録された事例の数になります。毎日、レファ協をチェックしているわけではありませんが、この時期に登録された事例の中には、備考欄に「定番事例」とはないものの、「これって定番事例?」と思えるものが結構ありました。登録した参加館の判断によるとは思いますが、このあたりを事務局はどう分析するのでしょうか?
企画の内容の説明で、事務局が以下のように定番事例の登録をお願いしています。

定番事例が集まることで素晴らしい情報源となりますが、すぐ回答できた事例やいつも聞かれる質問は、かえって登録の対象となりにくいものです。この機会にみなさまの定番事例をご登録下さい!また、同じ質問でも回答は参加館によってさまざまです。他館と同じ事例・類似事例も、どんどんご登録ください。

定番事例は、レファレンスの記録が残りにくいこともあり(即答することが多いため、件数の記録のみで、質問や回答、調査のプロセスは記録しない?)、レファ協にはあまり登録されていないのではないかと思われます。でも、レファ協を検索して一番ヒットして欲しいと思う事例は、定番事例なのではないでしょうか。私自身、若手職員から、「この質問の時には、どういうツールを使って調査をしたたらいいのかを知りたいので、どういうツールを使って調査・回答をしたのか、レファレンスの記録を残して欲しい。」と言われたことがあります。
実施期間は終わりましたが、今後も定番事例が登録されることを期待しています。
もちろん、「なるほど!」というような事例の登録も、引き続きお願いします。

*1:レファレンス協同データベース  http://crd.ndl.go.jp/jp/public/