握手のしかたについて書いてる本はありますか?

日経ビジネスAssosie Online*1」の、木曜更新の連載記事、「梶原しげるの『プロのしゃべりのテクニック』」は毎週チェックしています。
本日更新の記事に、図書館で握手のしかたについて調べた、ということが書いてありました。
   【90】握手の練習をしたことがありますか?  http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100118/205602/

マナー講習を体験した何人かに聞いたが、お辞儀の角度は習っても、握手を教えてもらった記憶がないと口々に言っていた。
そこでマナー関連の本を、都立中央図書館でざっと20冊ほど読んでみたところ、握手について書かれているのはたったの3冊! 満漢全席に招待された時や、仲居さんへのポチ袋の渡し方、訪問先のインターフォンの押し方に至るまで詳細に書いておきながら、「握手」という大事な儀礼についてほとんど語られていないのは意外であった。

残念ながら、梶原さんがどのように調べたのかのプロセスは記載されていませんが、おそらく、開架の分類番号:385.9(礼儀作法、エチケット)の付近の書架をブラウジングして調べたのではないかと思います。

そんななかで『アメリカ人とつきあうマナーブック』(中経出版)が比較的実際的だと感じた。「女性が手を出せばするというのがこれまでの常識でした。しかし現在のビジネス界では男女問わず行います」と述べ、注意事項を具体的に3つあげている。

1:ただ手を出すだけで力を入れず動かさない
2:なかなか手を離さない
3:お辞儀をしながらする(相手の目を見ないのは失礼)

このあたりは、私のような、握手についての「羅針盤」を持たずに頭を悩ませていた人の参考になりそうだ。

アメリカ人とつきあうマナーブック

アメリカ人とつきあうマナーブック


この本のp.70、「Ⅱ.文化の違いと表現力 5 ボディランゲージと文化摩擦」の中の、「気がつきにくいしぐさの文化摩擦」の項に、梶原さんが紹介している注意事項が載っていました。目次には「握手」という言葉はないので、「よくこの部分を見つけたな、すごい!」と思いました。
梶原さんの調査プロセス、レファレンスサービスを利用したのか、ということのほか、お忙しいであろう梶原さんが図書館に足を運んで調査しようと思ったのかについて知りたいです。
おそらく梶原さんが言いたかったのは、握手のしかたについて調べた、ということではなくて、握手をちゃんとできるか、ということなのだと思いますが、図書館で働く者は、前半の方が気になります。
レファ協*2を「握手」で検索してみましたが、残念ながら、「握手のしかたについて書いてある本はありますか?」というような事例はありませんでした。こんな何気ないレファレンスが、実は調査が難しいことが多いです。

*1:http://www.nikkeibp.co.jp/associe/

*2:レファレンス協同データベース http://crd.ndl.go.jp/jp/public/