自分の視点の悪さを反省しました

仲山達也著『楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方』は、毎日チェックしている、図書館系ではない某ブログで紹介されていたので、関心を持ち、読みました。

楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方

楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方

ちょうど、この本を読んでる時、「図書館の利用増のためのアイディア出し」をしていたのですが、行き詰まっていました。自分で出したアイディアなのに、自分で「これってどうなの?」とツッコミを入れたくなるものばかり…。
この本の帯には

楽天市場3万店舗以上を売上アップに導いた著者が明かす、モノの見方と考え方のヒント。

とあります。でも、この本で紹介されている「モノの見方と考え方のヒント」は、私には役に立ちました。この本を読みながら、自分のアイディアが良くないのは、自分の視点の悪さが原因だと気付かされ、反省することになりました。
例えば、

「お客さんの視点を【売り手視座のままで】考えようとする」というワナに陥っているケースです。
売り手視座から「お客さん視点を想像しているだけ」だから、その想像が外れている」ということです。(p.29)

とあります。
ここで、「お客さん」を「図書館の利用者さん」、「売り手」を「図書館」と変えてみると、「図書館側の視点で利用者さんのニーズを想像しているだけなので、利用増につながらないのではないか?」となります。改めて、自分の出したアイディアを見てみたところ…。すべて、図書館側からこんなサービスをしたらどうだろう、というものでした。もし、自分が利用者だったら、「こんなサービス、私はいらない!」というものばかり…。
アイディアの一部は、「こんなサービスができるかも(あっても良いのかな?)」ということで残しましたが、「自分が利用者だったら行きたくなる図書館」という視点で、アイディアを出し直しました。
また、著者が商売をしていく上で最も重要な要素としている「とんがり力=突き抜けた強み」は、「それぞれの図書館の長所を活かしたサービスの展開が必要」ということを再認識するきっかけになりました。
何よりも、著者は、この本のテーマである「夢中な自走人(=変化の激しい時代に成長できる人)になろう!」として、あげている6項目は、これからは必要だと思います。私自身は、まだまだ「夢中な自走人」にはなれていないのですが。
参考までに、p.11に載っているものをメモとして引用します。

・夢中。ワクワク
日々変化する状況の中で、夢中で楽しく仕事をしている。
憧れの次のステージを目指してワクワクしながら新しいことをやる。
・自走・自責体質
自分で考え、行動する。
結果が出なかったのは、自分の力が足りなかったから。
・やり方よりあり方。プロセス目的
楽しいのが好き。
「結果につながるプロセス」を大事にする。
やっていることの意味を追求する。
困難は歓喜のもと。向き合う。
・正解より回答。思考より試行。成功より成長。
まず試しにやってみる。考えるために行動する。
何度も転びながら上達していく。
失敗は成長のもと。
・利他
お客さんの笑顔を見るために一生懸命。
お客さんから「ありがとう」の声が届く。
・仲間がいる
ビジョンを共有する仲間と歩む。