雑誌の購読停止に関する新聞記事

先週は、県立図書館における資料費の削減による雑誌の購読停止に関係する新聞記事が2件ありました。

  ・県図書館、寄贈の雑誌に広告掲載 財政難でスポンサー募集【岐阜】(中日新聞 2010年5月13日)*1

  ・県立図書館:25雑誌の購読停止 予算大幅減、県内で読めぬ懸念 /福島(毎日新聞 2010年5月15日 地方版)*2

両県とも、県の財政悪化による資料費の削減が影響しているようです。特に、福島県立図書館の、最近数年の資料費の、あまりにも大きすぎる増減には驚きです。
おそらく、両館とも、雑誌の利用状況や分野別購読雑誌タイトルなど、いろいろ比較検討た上で、購読中止のタイトルを決めたと思います。特に、専門誌については、利用が少なくても県立図書館として所蔵すべきタイトルではあるけれども、予算上、やむを得ず削減することになったのではないでしょうか。
この2つの記事を読んで、「雑誌は継続して所蔵しているから意味がある。一度(購読タイトルを)切ってしまうと復活させるのは大変だし、何よりも資料としての価値が落ちる。だから、自分たち(=図書館職員)は雑誌の購読継続のために、また、欠号が出ないように努力しなくてはいけない。」というようなことを先輩職員から言われたことがあったな、と思い出しました。
資料費の確保は、どこの図書館でも課題になっています。今回、記事になったのは県立図書館2館でしたが、他の公共図書館の状況はどうなのでしょう?*3ニュースになったのは、氷山の一角のように思います。そして、地方版ではありますが「なぜこのタイミングで、資料費削減の影響による雑誌購読タイトル削減のニュースが立て続けに?」という事情(?)も気になります。
資料費、その他図書館予算の確保のためにも、まずは図書館が行政側に対してもきちんと自分たちの業務を説明し、理解してもらうことが必要であることを改めて考えさせられました。

*1:http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100513/CK2010051302000020.html

*2:http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100515ddlk07040148000c.html

*3:記事を読んで、気になって、勤務館については確認してしまいました…。