上村松園展@東京国立近代美術館

現在、東京国立近代美術館*1で開催されている「上村松園展」に行ってきました。
   上村松園  http://shoen.exhn.jp/index.html
週末なので、混雑しているのは覚悟の上。当日券売り場でも並びました。想定内ではあるものの会場は混雑していたので、よく見ることができなかった絵もありましたが、私にとっては、「行って良かった」という満足度の高い展覧会でした。
年代を経るごとに女性の描き方が変わっていくのが、今回の展示を見て、よくわかりました。特に、「序の舞」に描かれた女性の凛とした美しさと視線の強さには圧倒されました。「序の舞」は、後期のみの展示作品です。現在、林真理子著『六条御息所 源氏がたり 一 光の章』を読んでいることもあって、今更ながら、前期のみの展示作品「焔」も実物を見たかった、と思いました。

六条御息所 源氏がたり 一、光の章

六条御息所 源氏がたり 一、光の章


何よりも、今回興味深く見たのは、着物の描き方です。着物や帯の色や文様、半衿長襦袢の柄や色などに注目して作品を見ました。そういえば、着物で展覧会に来ていた方もいました。*2 もちろん、展覧会の図録は購入しました。

私が上村松園のことを知ったのは、上村松園がモデルの、宮尾登美子の小説『序の舞』だったと思います。そして、ある展覧会で実際に絵を見て、好きになりました。展覧会に行って上村松園の絵を見たら、また『序の舞』が読みたくなり、帰宅途中に書店に寄り、文庫版を購入しました。

序の舞 (中公文庫)

序の舞 (中公文庫)

以前読んだのは、上下2冊の単行本だったと思います。今日購入した文庫本は、738pで約3cmの厚さ! しばらく、積読になりそうです…。

*1:http://www.momat.go.jp/

*2:私も、そんな一人?