日本の伝統色を調べてみる

いわゆる「日本独自の色、日本の伝統色」に関心を持つようになったのは、歌舞伎を見始めるようになって、その色使い、特に、歌舞伎の衣装について興味を持ち始めたのがきっかけだったように思います。そして、『日本の伝統色:色の小辞典』が、私の本棚に並ぶようになりました。

日本の伝統色―色の小辞典

日本の伝統色―色の小辞典


着物を着るようになってから、この本を参照することが増えました。着物や着物まわりの小物(帯締、帯揚など)の微妙な色使いは、日本の色名の方が、何となくしっくりするような気がします。
中には、名前からは思いつかないような色だったりすることもあって、面白いです。


レファレンス協同データベース*1を見ていたら、「日本の色」についての事例が登録されていました。

 「鈍色(にびいろ)」とは、どのような色か知りたい。(近畿大学中央図書館、2011年02月07日)
    http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000077732


この事例の良いところは「鈍色(にびいろ)」と、色名の読みがふられていることです。読みが難しい漢字に読みがふられていると、漢字、読みの両方から検索できます。参考資料のインターネット情報を案内していますが、「鈍色」についての説明のみです。個人的には、インターネット情報のリンク先で、「鈍色」がどのような色かを画面で確認できると良いと思いました。


ネットで調べてみたところ、日本の伝統色を紹介したページ−例えば、下記のようなサイト−が見つかりました。(他にも、いろいろあります。)

日本の色についての事例は、他にもレファ協に登録されていました。

 江戸紫はなぜ流行したのか。(東京都江戸東京博物館図書室、2006年06月01日)
   http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029105

 御納戸色とはどんな色か?立川市中央図書館、2005年02月17日)
   http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000020440

 路考茶とはどんな色か知りたい山梨県立図書館、1993年05月08日)
   http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000011925


「江戸紫(えどむらさき)」「納戸色(なんどいろ)」「路考茶(ろこうちゃ)」とも、『日本の伝統色』に載っていました。3色のうち、「納戸色」は、私にとっては名前からは思いもよらない色でした。

*1:http://crd.ndl.go.jp/jp/public/

*2:ここのサイトで紹介されている「誕生色辞典」で、自分の誕生日の色を調べてしまいました(笑)。誕生日にも色があったのですね。知りませんでした。