『きもの草子』

田中優子著『きもの草子(ちくま文庫)』(筑摩書房、2010)を読みました。

きもの草子 (ちくま文庫)

きもの草子 (ちくま文庫)


著者自身の着物の思い出、着物とのつきあい方、着物の歴史といった着物に関するエッセイとアジアや日本の布についてのエッセイをまとめたものです。1月から12月までの12章の構成で、その月にまつわる着物や布について、知ることができます。この本を読んで、着物は旧暦に合ったものだと改めて思いました。
各章の最初を飾る著者自身の着物や帯の写真のほか、浮世絵など、図版が多く掲載されています。紹介されている着物や布の写真の色遣いや模様を見ると、何となく著者の着物の好みが伺えます。解説によると、著者自身の着物の着方は「粋で清々した」ものらしいです。
また、「コラム 私の着物術」には、著者自身の着物の着こなし方の工夫とか着物とのつきあい方が書かれていて、こちらも参考になります。
私自身は、まだまだ着付けで手一杯な状況ですが(これでも、着付け時間は短縮化されている??)、いつかは着物を楽しんで着られるようになりたいと思っています。そのためには、まずは着物を着る回数を増やすことでしょうか?
今月は天気が悪かったり、寒かったりしたこともあって、しばらく着物を着ていません。この本を読み終えたら、久しぶりに着物が着たくなりました。