「ひな祭り」事例

今日から3月。今日の東京は、午後から冷たい雨が降っています。そして、3月3日は「ひな祭り」。通勤途中の花屋さんで、桃の花を売っていました。
そういうわけで、レファ協*1で「ひな祭り」に関する事例にどういうものがあるか、検索してみました。
「ひな祭り」の事例は、雛人形の飾り方(並べ方)に関する事例が多いようです。そんな中、気になったのが、各地の伝統的なひな祭りに関する事例です。

 「おこしもの」の作り方を知りたい。日進市立図書館、2006年07月14日)
   http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029588


回答によると、「おこしもの」とは、「米粉を蒸して練った後、縁起物の型(タイ、扇など)で型どりし、もう一度蒸してから食べる、この地方の郷土料理。保存食でもある。砂糖醤油をつけて食べるのが一般的。 」で、だいたい3月上旬(ひなまつり)の時期に作る、尾張から西三河にかけての郷土料理だそうです。
インターネット上にも情報があるとのことで、「おこしもの」でネット検索してみたところ、例えば以下の記事など、画像や作り方などが載った様々な記事がヒットしました。

    なるほどレシピ:豊田市食育ホームページ おこしもの(ひな菓子)  http://shokuikurecipe.blog7.fc2.com/blog-entry-35.html


「おこしもの」は「おこしもん」「おしもん」「おこしもち」とも言うようです。
「おこしもの」については、以下ような事例もありました。

 尾張地方の「おこしもち」の由来について。節句の菓子で、米粉に着色し、魚形をしているものとのこと。愛知芸術文化センター愛知県図書館、2007年02月20日
    http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000043122


郷土の伝統的な行事など、その地域の方にとっては当たり前のことでも、他の地域の人にとっては興味深いものです。このような郷土に関する事例は、読んでいても面白いです。郷土に関するレファレンス事例が、「定番事例」として、レファ協にもっと登録されたら良いと思っています。


各地の「ひな祭り」に関する事例は、他にも登録されていました。

 河北町谷地の「お雛市」は、いつ頃から行われているのですか。山形県立図書館、2006年07月21日)
    http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029637


ちなみに、私の実家(秋田)では、旧暦でひな祭りをしていました。3月上旬は、まだ雪が残っていたり、吹雪の日があったりで*2、まだ春という感じではなかったと思います。雪国では、雪が溶けると、春になります。

*1:レファレンス協同データベース http://crd.ndl.go.jp/jp/public/index.html

*2:3月上旬の高校の卒業式の日は、吹雪でした…。体育館は寒くて、石油ストーブが置いてあったような?