『「ビミョーな人」とつきあう技術』


小倉広著『「ビミョーな人」とつきあう技術−ことごとく期待を裏切る「あの人」の正体』(アスコムBOOKS)を読みました。
タイトルにもなっている「ビミョーな人」とは、

相手の期待に応えようとしながらも、相手の期待とはズレた頑張りをしている人(p.7)

であり、

相手からの期待を読み間違え、ズレて受け取り行動する。そして、そのズレ方の多くは、何かしらのエゴ、身勝手な利己主義的考え方に端を発している…。(p.8)

そうです。著者が出会った「ビミョーな人」たちのエピソードを紹介しながら、そんな「ビミョーな人」との付き合い方、自分自身が「ビミョーな人」にならないようにするためのノウハウが書かれています。

人は自分の価値観や信念をもとに行動を選択する。そして自然に相手にも求める。(p.23)

ので、相手に合わせることも必要なこともあるし、

過去と他人を変えることはできない。しかし、未来と自分を変えることはできる。(p.41)

「他責」である限り、人の成長はない。
すべて他人のせい、環境のせい、自分は悪くない。これでは進歩はない。(p.166)

と考え、問題の原因は自分にあり、自分を変えることで問題を変えようと発想し、変わっていく(=成長していく)方法もあるのではないかと提案しています。

著者自身、

相手に矢印を向けている限りは何も解決しない。すべての問題の原因は自分自身にある。たとえ、相手が理解不能なほどに理不尽な行動を取ったとしても、相手との関係がそうなってしまったのは自分自身に原因があるのだ。
「相手を変えるのではなく、自分が変わる」
「過去ではなく未来だけを見る」
今から自分に何ができるだろうか? それだけを考えるようになってから、人生が変わった。(p.245)

そうです。
実は、タイトルにもつられて手にしたのですが、いろいろと参考になる内容が詰まった本でした。
著者は、周りの人にだけではなく、神社やお寺にお参りする時も、「感謝してからお願いをする」そうです。この言葉を忘れないよう、手帳にも書き込んでいるそうです。このことについては、自分も実践するようにしたいと思いました。