図書館で、大震災の記録を残すことについて、考えてみました

本日の日本経済新聞朝刊の文化欄に、「被災地の記憶 デジタル保存」という記事が掲載されていました。
記事の内容は、東日本大震災の被災地の様子などをデジタルで記録し、アーカイブス化して保存・蓄積することによって、将来、利活用できるようにしようという動きについてで、「大震災をどう記憶し後世に伝えていけるか。日本にとって大きな課題である。」と結ばれています。
記事では、被災地の範囲を「東北から関東」としていますが、東日本大震災の被害・影響を受けている地域は広範囲にわたっています。
東京の図書館でも、書架から本が落下や建物への被害のような直接の被害のほか、停電・節電による休館や開館時間縮小などという地震影響は、現在でも続いています。地震発生当日は、帰宅困難者を受け入れた図書館もあります。
一方、被災地支援のため、各地の図書館で、レファレンスの受付拡大や資料の送付・送信、職員の派遣などが行われているほか、地震関係のブックリストの作成や資料展示といったことも行われています。
この記事を読んで、図書館が受けた地震の被害の状況だけでなく、その後の図書館の被災地支援や震災対応をきちんと記録して残しておけば、危機管理マニュアルとしてなど、今後、何かあったときに役に立つかもしれないな、と思ったのですが、図書館のレファレンス事例やブックリストは、すでに、レファ協*1の「地震・災害関連情報」のページにまとまっていますね。

  地震・災害関連情報レファレンス協同データベース事業)  http://crd.ndl.go.jp/jp/library/20110311.html

     
本音としては、このような災害は起こって欲しくないのですが…。
以前、「“天災は、忘れた頃に来る”は、寺田寅彦の言葉かどうか?」というようなレファレンスを受けたことがあったような??

*1:レファレンス協同データベース   http://crd.ndl.go.jp/jp/public/