「節電」の次を考える

東京の街は、あちこち、節電中です。
東京メトロ銀座駅も節電中で暗かったのですが、そんな中で、現在の電力消費量を表示する電光掲示板が明るくて、「これは節電対象ではない?」と疑問に思ってしまったのですが。ちなみに、表示されていた電力消費量は、80%でした。
夏本番を前に、連日の暑さに、すでに夏バテ気味です。本当に、東京の梅雨明けはまだなんですよね?
ところで、各地の図書館では節電対策に苦労していますが(もちろん、勤務館でも!)、その次のこと、つまり、万が一、緊急停電になった時の対応策のことは考えているでしょうか?
緊急停電になったら、図書館システムも止まってしまいます。OPACの蔵書検索ができなくなるほか、本の貸出・返却とか、データ入力とか、複写サービスとか、図書館のサービスと業務に関わることが全部ストップしてしまいます。もちろん、館内は停電で暗くなり、空調もストップ、エレベータもストップ、自動ドアもストップ、おそらく、水も使えなくなるでしょう。
そんな状況になった時に図書館はどうするのか?マニュアル的なものはちゃんと作成してあって、全職員−正規職員だけではなく、非常勤職員、委託職員、アルバイトなど、図書館に関わる全職員−が、緊急時にどうしたらいいのかを、きちんと確認しているのか?
ももちろん、緊急停電は起こらないかもしれませんが、想定外のことがいろいろと起こっている昨今です。危機管理マニュアルは、もし、何か危機(=想定外のこと)が起こったらどうするかをまとめたものです。今は、節電対策が一番大事だと思いますが、その次のこと、つまり、緊急停電が起こったらどうするのかを確認する、マニュアルがなかったら整備しておくことが必要なのではないかと思っています。
緊急停電が起こる可能性が高いのは気温が高い日と思われるので、「図書館は利用できないので、退館してください。」というわけにはいかないような?
ちなみに、3月の地震の翌週に、緊急停電が発生しそうなことがあったことがきっかけで、システム担当が対応することになる、停電発生時の図書館システムのサーバの停止・稼働等についてをマニュアル化しました。もしもの時のために、マニュアルの内容を再確認するとともに、マニュアルがすぐ手にとるできる置いてあるかを確認しておいた方が良さそうです。