『40代を後悔しない50のリスト』

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則


大塚寿著『40代を後悔しない50のリスト』(ダイヤモンド社、2011)を読みました。
発売当初から、ずっと書店で平積みになっていたので、「この本、売れてるんだな。」と思ってながめていました。自分が、O40という、おそらくこの本のターゲットにぴったりあてはまりすぎて、逆に手にとりにくかったのかもしれません。この本についてのインターネット上の評価が両極端だったため、逆に興味を持ったのが、読むきっかけになりました。
読み終わって、私自身は、かなり参考になったと思っています。


40代は、人生80年とした場合、ちょうど折り返し地点にあたり、40代の10年が人生最大の転換期になるのだそうです。

 20代や30代はいい意味で成長過程なので、いくらでもやり直しが利きますし、まわりもそうしたトライアル・アンド・エラーを期待しています。
 しかし40代は、関わる世界、守るべき世界が広がり、すでに積み上がった歴史や実績の上での局面となるので、そのときの対応次第で、仕事でも家庭でも、その後の人生を大きく左右する決断を迫られることになるのです。判断すべきことが、20代や30代より広範囲にわたっているともいえるでしょう。

著者・著者が諸先輩か伺った実体験をもとに、40代に入るとほとんどの人が「守り」に入ってしまうことで「つまらない人」になっている、40代に求められる「必要なスキル」が30代までとは変わる、「人間としての魅力も「40代の過ごし方」で決まる、ということから、40代を後悔しない過ごし方を50のリストにまとめられています。
それぞれの状況・立場などによって、本書でしめされた50のリストについて、あてはまるリスト、あてはまらないリストがあるかと思います。

 だいたい40代で期待されるのは、自分自身があげる業績より、自分自身が所属しているチームがあげる業績のほうですので、「他人を動かすスキル」が必要となっているわけです。(p.100)

 「スピード対応」は、今のビジネスにとっては生命線ともいえる最重要課題です。それを実現しているのは、その組織を構成する一人一人なので、現場の中核を担う40代がまさにその手本を示さなくてはならないのです。(p.118)

 人的ネットワークを常にメンテナンスして、人脈を活かした問題解決ができるように心掛けましょう。(p.163)

 説明、質問、示唆、指摘といったコミュニケーションの様式に沈黙や態度、表情といった「ノンバーバル・コミュニケーション」を加えて、相手に自分の想いや意思を的確に伝えるように心がけていけましょう。(p.176)


上記で引用した他にも、今の自分の課題となっている項目についての言及は多かったです。気になった箇所に付箋を貼りまくって読んでいました。
自分自身については、40代になってからもいろいろチャレンジしているかもしれません。ブログを始めたのも、着付けを習ったのも40代になってからですし。40代になって、悩みもありますし、いろいろ大変なことも増えましたが、逆にやりがいもあるし、楽しみも少なくないと思っています。チャレンジしたいことも、いろいろあります。


ところで、著者にとってのメンターだった藤原和博氏によると、この本は、「40代女性を幸せにする50のこと」という内容での出版を計画していたそうです。*1

*1:40代のすべてがこの本を読んで一部でも実行すれば日本の未来は明るい 藤原和博氏が薦める 復興と未来を考える時に読んでほしい本(最終回):復興ニッポン いま歩きだす未来への道  http://www.nikkeibp.co.jp/article/reb/20110809/280435/?ST=rebuild&TM=management