「秀山祭九月大歌舞伎」昼の部観劇

新橋演舞場で行われている「秀山祭九月大歌舞伎」昼の部を観劇しました。
今月は、中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名披露、中村種太郎改め中村歌昇襲名披露公演で、昼の部、夜の部とも、襲名披露の狂言が並びます。
昼の部の注目は、やはり「寺小屋」で、中村吉右衛門の定評のある松王丸に対して、新又五郎が初役で勤める武部源蔵をどんなふうに見せてくれるかとういうことだったですが、周りも揃っていたこともあって、とても見ごたえのある舞台でした。*1 新又五郎も良かったのですが、何といっても、吉右衛門の松王丸が良かったです。
ところで、新又五郎、アキレス腱損傷のケガをしていたのですね。舞台を観ていて、なんとなく右の草履が変な感じがして、良く見ると、右足にギプス?そういえば、動きもいつものキレがなく動きがつらそうな場面があったり…。それで、幕間に検索してみて、右足首のアキレス腱損傷のことを知りました。*2 夜の部は、これから観劇予定です。「車引」で梅王丸の飛び六法での花道の引っ込みがないようなので、かなり残念ですが、襲名公演はこれからもずっと続くので、あまり無理をなさらないで舞台を勤めて欲しいと思っています。
又五郎は、功績も演技も踊りも良いのに、もっと良い役がついてもいいな、もったいないな、と思っていました。今回の襲名を機会に、播磨屋一門を支える役者として、飛躍することを期待しています。
そういえば、昨年の「秀山祭」は、中村歌六歌昇の兄弟が屋号を「萬屋」から「播磨屋」に39年ぶりに戻すことが話題でした。今にしてみれば、屋号の変更は、今回の襲名への第一歩だったのかな、などと思ったのですが、考えすぎでしょうか?


*1:「寺小屋」はよくかかる演目ですが、途中でだれて眠くなってしまうこともあるので…。

*2:中村又五郎アキレス腱を損傷も“強行”演技   http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201109110064.html