資料リストの作成

現在、「だれでも・どこでも Q&A図書館」関係で、原発関係資料のリスト作成作業を行っています。現段階での資料リストは、こちらで公開されています。

南相馬市立図書館の現状は、こちらの記事をご参照ください。

  宮城・福島の旅(2) (エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館)  http://d.hatena.ne.jp/l-library/20111006/1317864792

勤務館が所蔵している原発関係・放射線関係等の資料をリスト化しているのですが、業務用の検索結果抽出機能では、

  • 指定のフォーマットに合わず、修正作業が非常に大変。
  • 入力指定項目が抽出されず、再度、検索をして確認する作業が必要になる。

ということから、結局、検索結果からコピペで指定フォームに入力していく、という極めて原始的(?)な作業でリストを作成することにしました。
システム的に対応することが自分では困難と判断した時点では、すでに出遅れていましたので、その時点でリストにない資料を追加する方式で作業を行っています。最新のリストと、OPACの検索結果を見比べながらの作業なので、どうしても、もれやダブリが発生してしまうとか、さらに、リストを送付する前に確認しているはずですが、公開されたリストを見て、入力ミスに気づいたり…。結構大変なのですか、コピペ作業などは、少しずつ効率化されています(?)。
また、現在のリストは、資料がダブリ登録されているとか、データの形が微妙に異なるなどもあるので、どこかで、リストの点検作業は必要になりますが、まずは資料のリスト化作業中の段階です。後回しにしている、洋書のリスト化についても、そろそろ始めなくてはいけないですね…。
すきま時間を利用して作業をしている関係で、なかなか資料のリスト化作業は進みません。「ボランティアは無理は禁物。無理をしないで、それぞれができる範囲で、継続することが大切。」という、以前、仕事で関わったあるボランティア団体の代表の方の言葉を思い出し、できる範囲で継続していこうと思っています。
資料のリスト化作業をしていて、「ウチの館に、こんな資料、あったんだ…。」という発見が日々あります。例えば、流通にのりにくい地方の出版社とか、日本原子力情報センターなどの資料もありました。図書館勤務は長いものの、現場が長くて、資料の収集業務はしたことがありませんが、サービスの土台としての図書館資料の重要性を改めて感じるとともに、所蔵資料をどのようにしてサービスに結びつけていくのかという課題もあるように思いました。
そして、スリーマイル島原子力発電所の事故(1979年3月28日)、チェルノブイリ原子力発電所事故(1986年4月26日)、もんじゅナトリウム漏洩事故(1995年12月8日)といった原発事故の後は、原子力発電所放射線関係の本の出版点数が増えるような感じがします。*1
現在も、毎週のように、原子力発電や放射線の人体等への影響などに関する本が出版されていて、勤務館でも所蔵資料として受け入れています。
ところで、リスト作成作業をしているうちに、原子力発電所がある自治体の地方史誌類*2に、原発関係の記述があるかどうか、あるとすればどの程度書かれているか、ということが気になってきました。検索結果からのリスト化作業が一段落したら、とりあえず、勤務館で所蔵している範囲で調べてみようか思案中です。(今年中に実行したいけれど、システム更新の業務もあるし、かなり難しそう?)

*1:出版点数を数えたわけではなく、検索結果から出版年を見ていて、何となく感じたことです。

*2:『○○県史』『○○市史』といった、地方自治体が出版したもの