『「結果を出す人」の手帳の秘密』

「結果を出す人」の手帳の秘密

「結果を出す人」の手帳の秘密


12月に入り、今年も残り少なくなって、今年中に片づけておきたいことなど、やりたいことがあれこれあります。加えて、今年はシステム更新もあります。予想はしていましたが、現在は、「1日が24時間では足りない」という状態です。
いつもならば、良いことしか気にしない女性誌の占いコーナーには、

全体運:停滞期。物事が思うように進展せず、苛立ちや怒りを覚えることもありそうです。…
仕事運:かなり多忙に。優先順位を決めて取り組みましょう。…

と、今の自分の状態そのままのことが書かれていて、今月は、占いが気になってしまいました。


サボる時間術』に続いて読んだ時間術の本は、美崎栄一郎著『「結果を出す人」の手帳の秘密』(日本経済新聞出版社、2011)です。
Amazonのレヴューなどにも書かれていますが、タイトルにある「手帳」の使い方についてはintroductionにあるくらいで、ほとんどは著者の時間術(時間に対する考え方や時間の使い方など)についての内容となっています。

この本では、サラリーマンならではのスケジュールの組み立て方、時間設計の仕方を具体的に書いています。(p.2)

とあるとおり、本書では、自分のやりたいことをやるための時間を増やすために、自分のパフォーマンスを上げるための工夫や仕事での工夫など、組織に属して働いているビジネスマンでもできそうな時間術のノウハウが紹介されています。そして、自分の価値観に沿って時間の使い方を考えることが著者の時間管理法であるとしています。

自分の価値基準を決めて行動すると、そのための時間は惜しまずに使いたいと考えるようになります。その価値基準が、それ以外の時間を短縮する工夫につながるのでしょう。(p.100)


著者は、効率を上げるための一番のコツとして、うまくいっている人(自分の周りの人、本の著者など)のやり方を真似することを薦めています。

本を読むとき意識しているのは、「欠いてあることを必ず1つ自分で実行することです。人の本を読んだだけでは、自分の価値にはならないからです。
本を100冊読んでも、別にすごくありません。1冊読んだ中から実行することに意味があります。自分の時間を使って実行したことが、自分の価値になるのです。(p.156)


私が、この本で紹介されている方法ですぐ真似したことは、「動く可能性のある予定を付箋に書いて手帳に貼ること」です。それから、「スキマ時間にやれることをあらかじめ準備しておくこと」も取り入れてみようと思っています。
「突発時に対応するために、20%の時間を空けておく」とか、「仕事以外の人脈を作る」とか、「誰かに任せる時は、失敗してもいいから、とにかく任せてみる」とか、時間術以外にも役に立ちそうなヒントも多かったです。
時間術についての本はいろいろありますが、今まで読んだ中では、この本が一番使えそうだと思いました。