初芝居2012

今年の歌舞伎観劇は、新橋演舞場の「壽 初春大歌舞伎」昼の部からのスタートとなりました。
1月の劇場は、ロビーにお正月飾りが飾られていたり、いつもよりも着物姿の人が多かったりで、華やかです。ただ、新橋演舞場はロビーが狭いので、立替前の歌舞伎座に比べてお正月飾りが少なめなように思いました。昨年1月に亡くなった五世中村富十郎の一周忌追善の、舞台写真がロビーに展示されていました。*1

今月は、東京では5つの劇場*2で歌舞伎公演が行われています。歌舞伎ファンにとっては、歌舞伎興行が増えると、「どれを見に行こう?」と悩む楽しみがある一方、ワキの役者さんが手薄なためなのか、舞台が物足りないと感じることもあるので、悩ましいところです。私は、新橋演舞場と浅草公会堂に行くことにしました。

「壽 初春大歌舞伎」昼の部は、思っていたよりも面白かったです。1月2日夜のNHKの番組「こいつぁ春から〜初芝居生中継〜」を実家で見ましたが、やはり、舞台は生で見る方がいいです。
今月の新橋演舞場の演目は、昼と夜に、それぞれ、石橋物(しゃっきょうもの)*3と鳶が出てくる世話物*4の演目が並んでいます。「加賀鳶」での、尾上菊五郎中村吉右衛門の「菊吉」の顔合わせがあるのはうれしいのですが。尾上菊之助が初役で勤める「金閣寺」の雪姫)は、坂東玉三郎に教わったそうです。


終演後、歩いて銀座へ。
ミキモト本店の前で写真を撮っている人がいたので、「何だろう?」と思って行ってみると、龍が! 見てきたばかりの「金閣寺」の舞台を思い出しました。

*1:新橋演舞場「壽 初春大歌舞伎」開幕!1階ロビー写真展示のお知らせ   http://www.kabuki-bito.jp/news/2012/01/post_495.html

*2:新橋演舞場国立劇場、ル テアトル銀座、平成中村座、浅草公会堂

*3:歌舞伎舞踊の一系統で、能の「石橋」に取材したもの。「相生獅子(あいおいじし)」「執着獅子(しゅうじゃくじし)」「連獅子」「鏡獅子」など。獅子物。(コトバンク http://kotobank.jp/word/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E7%89%A9

*4:東京新聞:<幕の内外>威勢のいい鳶 演じる方も気分よく  http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2012010802000077.html