2月25日の日経朝刊の「電子図書館」の記事

本日の日本経済新聞朝刊の文化面*1に、「図書館、電子化へ一歩」という見出しの記事が載っていました。
実は、最初に目に入ったのは、2月23日に亡くなった、中村雀右衛門の追悼記事だったのですが…。(ご冥福をお祈りいたします。)

電子化の波が公立図書館を変えつつある。紙の本を貸し出す代わりにネットを通じて電子書籍を閲覧してもらう「電子図書館」の試みが始まった。利用者の利便性は高まる一方、図書館の使命と役割はより厳しく問われそうだ。

記事の内容は、札幌市中央図書館の電子図書館実証実験の紹介とか、提供するコンテンツの問題とか、電子書籍を貸し出す際のルールとかで、電子化に関する部分は、ほとんど知っている内容でした。
電子図書館の最大の長所は、「利用者が施設に足を運ぶ必要がない点で、交通の便の悪い地域の住民や高齢者の蔵書を読めること」としています。確かにそのとおりですが、デジタルデバイスの問題もあるのではないかと思っています。交通の便の悪い地域はインターネット環境も悪かったりすることもあるのでは? 最近は高齢者でもパソコンを使いこなしている人もいますが、パソコンをうまく使えない人もいるのでは? 高齢の利用者さんと接して感じることは、OPACの使い方を案内している時に、マウスを使ってカーソルを指定の場所に持っていのが苦手とする方が意外と多かったような気がします。カーソルの問題は、タブレット型端末の利用で解決するかもしれません。デジタルだと、字も大きくすることもできますし。
電子化が進む中で、公立図書館は電子書籍についてどう対応していくかを、そろそろ本腰をいれて考える時期になってきているのかもしれません。
あわせて、ポット出版沢辺均さんの

地域に必要な情報を選別して発信する機能が今後、ますます求められる」

というコメントと、長野県小布施町の図書館(まちとしょテラソ)の紹介や、愛知県愛荘町の愛知川図書館*2の活動を紹介しています。


また、本日の「NIKKEI PULS1」の5面には、「小さな手掛かりで本探し」という気にが掲載されています。書店で本を探すコツについてまとめた記事ですが、図書館での本探しにも参考となるコツもあります。

*1:私の履歴書」の載っている面

*2:愛荘町立愛知川図書館・秦荘図書館は、平成24年2月20日(月)から2月28日(火)まで、コンピュータ入れ替えのための臨時休館中で、ホームページも休止中だったため、リンクはれませんでした。