Webサイトを紹介して回答したレファレンス事例

レファレンスで調査をする際にインターネットをレファレンスツールとして利用する、あるいは、レファレンスの回答資料の1つとしてWebサイトを案内する、ということは、図書館では当たり前のように行っていると思います。


先日、ある雑誌(大学の研究紀要)に掲載されている論文を入手したいという申込がありました。
OPACを検索して所蔵を確認したところ、勤務館では所蔵していないことがわかりました。大学の研究紀要なので、もしかしたら、その大学のWebサイトで公開されているかもしれない、と思ってインターネットを調べてみたところ…。予想どおり(?)、Web公開されていました。レファレンス申込者には、URL等を案内して、調査が完了。


また、「戦前の省令の内容を確認したい。」という申込がありました。
こちらは、省令の公布の年月日がわかっていたことから、該当日の官報に掲載されていることがわかりました。国立国会図書館のWebサイトで提供されているデジタル化資料の中で官報が検索できること、内容を閲覧できることを案内して*1、調査が完了。申込者は、国会図書館のサイトは良く利用されている方だったので*2、電話でのナビゲートもスムーズにできました。


インターネットで情報を調べることは当たり前になっていますが、逆に情報が多すぎて、目的の情報を探せない場合もあります。インターネット上には、役立つデータベースや情報源があるにも関わらず、それを知らない人も意外と多いのかもしれないと、この2つの調査をして思いました。もちろん、自分自身も、すべてを把握しているわけではないのですが。
調査に使えるサイトの案内を紹介するなど、自分で調査する場合の方法の案内をする、図書館のホームページコンテンツの充実を図っていく必要がありそうです。その前に、図書館ホームページへの誘導と、どこにどういう情報が載っているかが探しやすい、わかりやすいサイト構成が課題なのかもしれませんが。

*1:国立国会図書館のデジタル化資料(国立国会図書館) −官報 http://dl.ndl.go.jp/#kanpo

*2:国会図書館のサイトを案内したところ、「近デジ(近代デジタルライブラリー)ですか?」と聞かれました。