『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』

ウェブでの<伝わる>文章の書き方 (講談社現代新書)

ウェブでの<伝わる>文章の書き方 (講談社現代新書)


ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)・岡本真さんの最新著書、『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』を読みました。
現在、インターネットを利用した情報収集、情報発信は当たり前のこととなっています。
伝えたい情報を、伝えたい相手にきちんと伝えること。そのためには、この本のタイトルにもなっている「ウェブでの伝わる文章の書き方」のスキルを身につける必要があります。そして、このスキルは、図書館関係者は身につけておくべきスキルの1つのではないかと思っています。
この本では、横浜市立図書館のホームページ上のお知らせが事例として取り上げられていますが、図書館のホームページのお知らせの典型例だと思いました。図書館側としては、ホームページにお知らせを載せたことで広報をしたと思っているものの、図書館の利用者へはきちんと伝わっていなかった、ということが、結構、あるのではないでしょうか。
情報発信をするならば、伝えたい相手にきちんと伝わらないと意味がないという著者の指摘は、かなり耳が痛いです…。

まず、<伝わる>前に考えておきたいこととして、

 1.目にとまること
 2.選んでもらうこと
 3.読んでもらうこと(伝えること)

の3点をあげています。(p.39)


この3点を踏まえた上で、ウェブでの文章を書く場合に意識するべきポイントとして、本書では以下の6点を取り上げています。

 1.短文で書く
 2.改行を入れる
 3.箇条書きにする
 4.リンクを用いる
 5.画像を差し込む
 6.変化を明示する


本書の中で具体例が紹介されているので、気になった方は、ぜひ本書をお読みください。
そして、実際に、自分でもウェブで情報発信をしてみれば、ウェブでの文章の書き方のスキルが身につくのではないかと思います。(自分のことはさておき…。)


本書の参考文献の1冊、藤代裕之著『発信力の鍛え方』(PHPビジネス新書、2011)は、個人的にもおすすめ本です。

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)

発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)