『演劇界』(2013年3月号)を読みながら、考えたこと

演劇界 2013年 03月号 [雑誌]

演劇界 2013年 03月号 [雑誌]


今月の『演劇界』(2013年3月号)の巻頭大特集は「初芝居−弥栄新春賑(いやさかえはるのにぎわい)」で、新橋演舞場、浅草公会堂、国立劇場大阪松竹座初芝居の様子を、舞台写真と劇評で紹介しています。私は、新橋演舞場と浅草公会堂の舞台を楽しみました。
そして、毎月楽しみにしている「小山三ひとりがたり」の其の二十六は、今月はカラーペ−ジで、タイトルは「勘三郎からのたのまれごと」でした。12月に亡くなった中村勘三郎丈との思い出話とともに、亡くなってからのことが語られていて、読みながらしんみりしてしまいました…。
さらに、河竹登志夫氏の「かぶき曼荼羅 67」のタイトルも「勘三郎との時間」で、こちらも、中村勘三郎丈への思い出が綴られています。これを読んで、昭和26年の第4期歌舞伎座開場を前に、七代目幸四郎、六代目菊五郎、七代目宗十郎といった名優が相次いで亡くなったことを知りました。4月の新歌舞伎座開場を前に、大物役者が次々と亡くなり、歌舞伎ファンを悲しませている現在の状況とあまりにも似ていることが驚きです。
次号の『演劇界』の大特集は「こんぴら歌舞伎」と予告されていますが、市川團十郎丈の追悼特集も組まれることになるでしょう。


歌舞伎座新開場「杮葺落四月大歌舞伎」の先行予約が始まりました。4月の予定は全く不明で、年度初めで慌しいことだけは確実、という状況なのですが、チケットは確保しました。4月から6月までの杮葺落公演は、三部制です。おなじみの演目であっても、今まで見られなかった役者が揃う舞台があって、全部見たいのは山々なのですが…。チケット代の高さもあって…。3月の、ルテアトル銀座での「三月花形歌舞伎」にも行きたいので…。


次に気になるのは、先日亡くなった市川團十郎丈の代役(?)を誰が務めることになるのか、です。予定では、市川團十郎丈は、4月、5月、6月のすべての月に出演が予定されていました。