レファ協がリニューアルしました

2月12日に、レファ協(レファレンス協同データベース)がリニューアルしました。

 国立国会図書館レファレンス協同データベースがリニューアル(カウントアウェアネス・ポータル 2013年2月12日)
     http://current.ndl.go.jp/node/22878


トップ画面は、前よりもすっきりした感じ? 検索レスポンスの向上、ファセット検索の導入とか、データベースとしての機能を向上させたそうですが、やはり、事例詳細画面に、ソーシャルメディアボタンが設置されたことが目をひきます。すでに、「拍手」とか「いいね!」が押された事例もあります。


昨年末から、業務多忙を理由に、レファ協の登録事例を読むことをさぼっていたのですが、リニューアルを機会に、新しい機能を確認しながら、事例を読むことを再開しようと思っているところです。事例を読む時は、「おすすめデータ」は必ずチェックするようにしています。(そういえば、以前あった「良く検索される事例」がなくなっていますね。)


現在、「おすすめデータ」のトップにあるのが、大阪府立中央図書館のバレンタインデーに関する事例です。

バレンタインが日本に定着した理由と経緯を調べたい。実際に誰がどのような形で日本で初め、なぜチョコレートだったのか、なぜ、どのように定着するようになったのかを知りたい。 (大阪府立中央図書館 2011/03/07)
  http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000090473


バレンタインデーのほか、お正月、節分、イースターなど、年中行事に関わる問い合わせは、結構、多いと思います。定番事例として、レファ協に登録しておいた方が良いデータだと思います。
大阪府立中央図書館のこの事例は、「日本でバレンタインデーが定着した理由、経緯に関しましては、諸説あるようで、どの説が正しいのか、という確認はできませんでした。」とあるものの、図書だけではなくインターネット情報を調査した経過が書き込まれていて、良い事例だと思いました。


そして、「この事例では出てこない、雑誌記事や新聞記事にはヒントはないだろうか?」と思い、新聞記事(朝日新聞、読売新聞)と雑誌記事(大宅壮一文庫)の検索をしてみました。きちんと調査をしたわけではないのですが、やはり、理由、経緯はわかりませんでした。
ただし、追加調査をしてみての発見(?)もありました。
『読売新聞』1955年2月11日朝刊7ページに、丸善の「2月14日 ヴァレンタインズデイ」という広告がありました。同じく『読売新聞』1956年2月12日朝刊8ページに、「2月14日 西洋では楽しい祝日(バレンタイン・デー)」という、バレンタインデーのことを紹介する記事がありました。
また、『女性自身』(1960年2月17日)のp.33に、「森永のバレンタインチョコ広告あり」があるようです。(現物確認はできていませんが…。)


レファレンスの調査で、身近なことの調査が意外に難しくて、いろいろ調べたけれどもわからなかった、ということがあります。レファレンスは大変で、奥が深いです。そして、それがレファレンスの面白さでもあると思っています。