公共図書館での選挙公報の収集・保存について

現在、東京都議会選挙の真っ最中です。昨日も、出かけた先の駅前のロータリーで、立候補された方が演説をしていました。


そんな中、選挙公報が図書館で所蔵しているか、ということが気になりました。
選挙期間中は、公共施設等におかれていたり、新聞と一緒に配達されたりする選挙公報ですが、資料として図書館に収集・保存されているのか?
以前、レファレンスで、過去の選挙公報を所蔵しているかどうかの問い合わせを受けたことがありました。確か、その時は、問い合わせのあった選挙公報は所蔵していませんでした。他の資料に掲載されているかも調査をしましたが、見つからず…。
勤務館では、行政資料として一部の選挙公報を所蔵していますが、網羅的に収集してはいなかったと思います。(パンフレット扱いで、OPACでは検索できない場合があるので、明日以降、確認が必要ですが。)


他の図書館ではどうだろう、と思い、まずは、都内の公共図書館の所蔵状況を東京都立図書館統合検索で調べてみたところ、いくつかの図書館で、選挙公報を所蔵していました。ただし、図書館によって、所蔵しているのが、その自治体の議会選挙の選挙公報のみだったり、所蔵している期間が異なるようです。
都議会選挙ということで、東京都議会図書館の蔵書検索で、キーワード「選挙公報」で検索してみましたが、都議会選挙の選挙公報はヒットしませんでした。
国会図書館サーチをキーワード「選挙公報」で検索すると、国会図書館には、政府刊行物扱いで『衆議院議員選挙選挙公報』、『参議院議員選挙選挙公報』があるのがわかります。注記に、「各都道府県の選挙公報を集めて合本したもの」とあります。ただし、地方選挙(知事等の選挙や議会選挙)の選挙公報については、一覧や所蔵館から見ていくも、途中で挫折し、うまく探し出せませんでした…。


それでは、レファレンスとしてはどうだろうと思い、レファレンス協同データベースをキーワード「選挙公報」で検索したところ、34件の事例がヒットしました(2013年6月16日検索)。事例の登録状況からは判断できませんが(半分以上が、国会図書館の登録事例)、図書館への過去の選挙公報に関する問い合わせは、意外と多いような気がします。


今回、選挙公報についてざっくりと調べてみただけですが、選挙公報、特にその自治体の首長選挙と議会議員選挙の選挙公報は、公共図書館の資料として、きちんと収集・保存していくのがいいのではないかと思いました。