『一流の想像力』

一流の想像力 (PHPビジネス新書)

一流の想像力 (PHPビジネス新書)


秋田から戻るこまちでは、ビジネス本を読むことが多いです。なんとなく、小説とかエッセイよりも、何となくビジネス書を選んでしまいます。「仕事モード」へ、スイッチを切り替えるためなのかと思っているのですがどうでしょう? 内容にもよりますが、東京に着くまでに、読み終えることができます。今回は、駅の売店で購入した1月1日の日本経済新聞の後*1、この本を読んだのですが、東京に着くだいぶ前に、一気に読み終わってしましました。


プライベート、仕事を問わず、日々の暮らしの中の様々なシーンにスマートに対応するためには「想像力」が大事である、想像力がないと、思わぬ事態を引き起こす可能性があると、著者は述べています。「想像力」がないと、せっかくのチャンスを台無しにしたり、つまづかなくてすむところで失敗したりするそうです。
著者は、「想像には、柔軟な発想と遊び心が必要である」とし、「プロセスを現実化させていくための絵を描く力」が「想像力」であると定義しています。

想像とは、自分がそこに到達できたというゴールをイメージし、ゴールに到達するまでの間に、「どういうルートで到達しよう?」「到達したときにはどんな気持ちがするだろうか?」「到達までのプロセスでどんなことが起き、そのときにはどう解決したらいいだろうか?」といったことを思い描くことです。(p.64)


ホテルマン時代の事例を交えながら、いかに想像力が重要であるかを説明しています。ホテル、デパート、レストランといった、お客様商売をしている企業は、常に最悪を想定して最善の準備をすることが必要であり、仕事をしているなかで想定外を残すこと自体がプロではないことの証拠だ、とも述べています。かなり厳しい言い方と思いますが、仕事の際には想定外を想像する力をつけること、マニュアルにはないことも想像力によって最善の対応(=相手も自分もハッピーになる)をすることが重要であるそうです。


著者によると、「少々お待ちください」は自分の都合を相手に押しつける言い方なので、NGであるとのこと。そして、相手の立場を重んじ、相手に選択肢を与えるためには、「少々お待ちいただけますか?」とクエスチョンマークをつけるのが良いとのこと。その方が、相手が気持ち良く受け取ってもらえるそうです。すべての人に効果的なのかどうかはわかりませんが、この言い方はまねしてみようと思いました。

*1:実家でとっているのは朝日新聞日本経済新聞は、かろうじて駅の売店に1部だけ、残っていました。