図書館の協力と支援について、考え中

新しい部署に異動して、半月が経ちました。初めての部署、業務の内容は何となく知っていましたが、実際に担当するとなると、覚えることがたくさんあって大変です…。


「図書館協力」と言えば、まずは、図書館の間で資料を貸出する協力貸出・相互貸借が思い浮かびます。『公立図書館における協力貸出・相互貸借と他機関との連携に関する報告書』では、都道府県立図書館が、その都道府県内の自治体の図書館からの求めによって資料を貸出するのが「協力貸出」で、それ以外の、他自治体の図書館との資料の貸し借りは「相互貸借」としています。国会図書館公共図書館大学図書館へ資料を貸出するのは「図書館貸出サービス」です。*1 勤務館でも、「どこから借りるのか/どこへ貸すのか」で呼び名が異なります。その部署でしか使わない図書館用語(?)も多いです。


そして、都道府県立図書館の場合は、協力よりも支援、つまり、都道府県内の区市町村立図書館への支援や図書館未設置地域への支援、という役目が大きいと、改めて思うようになりました。
資料の提供を支援するのが協力貸出で、人材育成を支援するのが研修事業。地域の図書館では解決できなかったレファレンスの調査を行う協力レファレンス。各都道府県内の公共図書館や関係機関などの蔵書をまとめて検索できる横断検索システムの維持管理。その他にも、いろいろ。
東日本大震災以降は災害時の図書館支援という業務が課題になっていると思います。災害、といっても、地震だけではなく、2月のような大雪や、台風や大雨による被害、鳥インフルエンザとか、いろいろ。危機管理マニュアルがあればすべて解決するわけではないのですが、ないよりはあった方が良いけれど…。
そんなことを思いながら、現在、『公立図書館における危機管理(震災対策等)に関する報告書』を読んでいます。

 公立図書館における危機管理(震災対策等)に関する報告書 (全国公共図書館協議会 2014.3)

業務を覚えながら、並行して、業務に関連する情報を収集するようにしています。図書館関係の様々な情報にアンテナをはっておくことは、どこの部署で仕事をしていても変わりません。ただし、どのような情報を重視するは、担当する業務によって、少しずつ違ってくるように思います。