「スカラトピア構想」で蔵書問題を解決?

今日の日本経済新聞の文化面に、明治大学鹿島茂先生の「スカラトピア(学者のユートピア)構想」という記事がありました。

乏しい給料を割いて購入した研究書などが、今やほとんど無価値なものと化して自宅や研究室の場所をふさいでいるけれども、思いれのある本は簡単に捨てられず…、と、鹿島先生が蔵書を巡って憂鬱な思いに取りつかれている時に、思いついたアイディアが「スカラトピア構想」です。

自分の蔵書をどう処分するか。
どの大学図書館も収容能力が飽和状態であり、整理のためには人件費も必要となるため、寄贈者が自大学の教員・元教員であっても、引き取ってもらえない。
古書店に売ろうとしても、若い研究者はデジタル資料に依拠しており、先輩たちが収集した資料は必要としていないため、買い手が現れず、引き取ることはできない。
残された道はただ1つ、資源ゴミとして処分するしかないのか?


「スカラトピア構想」の詳しい内容は、記事を読んでください。私自身は、この記事を読んで、これは、本を介したコミュニティーづくりの方法の1つのような感じで、「面白いかも。」と思いましたが、どうでしょう? 
鹿島先生は、都心回帰をした大学の校舎を改造して施設にあてることを提案していますが、課題は、資金(お金)だけではなく、本を管理する人も必要なのではないかと思ったのは、私が図書館の中の人だからでしょうか?