『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』


著者によると、40代が最も後悔するのは「時間の使い方」だそうです。ちょうど人生の折り返し地点ともいえる年代であり、職場でも家庭でもやるべきことを山と抱える40代は、その1つ1つの決断が、人生の後半戦を大きく左右ことになる「人生の分岐点」でもあるそうです。
40代に限らず、時間管理術−限られた時間を上手に使う方法−は、身につけたいスキルだと思います。でも、30代までは何事もなかったことや、無理をすればできたことが、40代になると、厳しく感じるようになる…。このことは、私自身も実感したことです。仕事量が増えたこともありますが、体力的にも無理がきかなくなりました。

四〇代は、時間管理の方法を根本的に見直し、仕事の進め方や意思決定、物の見方をドラステッィクに変えたり、時にはこれまで身につけた勝ちパターンを思い切って捨てたりする必要も出てきます。(p.20)


著者は、「どのように時間を使うかは、どのように生きたいかと同じ」であるとして、自分の資源である時間を、自分にとって最も重要なことに集中投下し、不要なことを捨てる勇気も必要である、と述べています。後悔しない40代の時間の使い方には、大きく分けて次の「7つのルール」があるそうです。

  1. 現実に即した作業時間や、自分の持ち時間を正確に見積もる
  2. 見えない時間を「色分け」して見える化し、きちんと計画を立てる
  3. 作業時間を区切り、「終わらせ方」を常に意識する
  4. 自分にとって本当に重要なことを優先できるように「時間配分」を買える
  5. トレードオフの意識を持って「やめる」「捨てる」「数を絞る」
  6. ゴールを明確にした抜本的な「プロセス改善」を行う
  7. 週間を手なずけ、パターン化によって生活をシンプルにする


「7つのルール」の詳細は本書の中で紹介されていますが、具体例があるため、わかりやすいですし、真似して取り入れることもできそうです。本書が想定した読者層は40歳前後の方だと思いますが、それ以外の方にとっても、時間をうまく使いこなすためのヒントが詰まっていると思います。私自身、参考にしたい箇所に付箋を貼りながら読みました。