助六由縁江戸桜@三月大歌舞伎


歌舞伎座の三月大歌舞伎を観に行ってきました。今日は昼の部観劇で、夜の部は先週末に観てきました。


昼の部の「名君行状記」。池田光政中村梅玉と青地善左衛門の坂東亀三郎のセリフの応酬は、どちらも口跡が良いので、盛り上がりました。
「渡海屋」と「大物浦」は、片岡仁左衛門の渡海屋銀平実は新中納言知盛が立派でした。そして、安徳帝市川右近君、行儀がよく、台詞もしっかりしていました。これからが楽しみです。
十世坂東三津五郎三回忌追善狂言の「どんつく」。ロビーに飾られた写真を見て、改めて、もっと坂東三津五郎の舞台が観たかったな、と思いました。今回、坂東巳之助が、化粧のせいなのか、父親にそっくりでびっくりしました。まだまだこれからとは思いますが、踊りはきっちりしていて、結構良かったのではないかと。昼の部が、予想していた以上に見ごたえがあって、面白かったです。


夜の部は、やはり「助六由縁江戸桜」。花道が見たくて1階席にしましたが、今回の座席は、少し花道が遠かったです。でも、市川海老蔵助六の出から、最後に花道を駆け抜けるところまで、しっかり見ることができました。以前より力が抜けた感じで、良い助六でした。
個人的には、並び傾城で、坂東新悟尾上右近大谷廣松中村児太郎中村梅丸の若手女形が舞台に並んだ様子がきれいで、良かったと思います。それぞれ、いずれは、自分が白玉、そして揚巻を演じられるようになりたいと思っていたのでしょうか?


昼の部の帰りに銀座教文館に寄り、買いそびれていた『演劇界』の最新号と、新書の新刊コーナーで見かけた『団十郎とは何者か』(朝日新書)を購入しました。

演劇界 2017年 04 月号 [雑誌]

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