国宝展@京都国立博物館


今月上旬、少し遅めの夏休みを利用して、京都へ行ってきました。京都行の目的は、京都国立博物館で開催されている「国宝展」を見たかったからです。

 開館120周年記念 特別展覧会 国宝
 会期:2017年10月 3日 〜 2017年11月26日


「国宝展」は4期に分けて開催され、私が行ったのは第1期です。現在、国宝に指定されている美術工芸品885点のうち、1にあたる約200点の国宝が今回の展覧会では展示されるそうです。少しずつ展示替えが行われるようで、お目当ての作品がある方は、その作品が展示される期間に行った方がよいと思うのですが、話題の展覧会なので、特に、会期後半はかなりの混雑が予想されます。京都国立博物館ツィッター(@kyohaku_gallery)で混雑状況を知ることができますが、すでに週末はかなり混雑しているようです。


お昼過ぎに京都に着き、コインロッカーに荷物を預けて、バスで京都国立博物館に向かいました。
展覧会が始まった週の平日の午後だったので、待たずに入館できたのですが、館内は混んでいました。エレベーターで3階に上がり、順番に見て回りました。歴史や美術の教科書で見たことがあるような、様々な国宝がずらりと並んでいて、見ごたえがあります。人が多くて、なかなか近くまで行けない作品もありましたが…。
個人的に惹かれたのは、「仏画」のコーナーに展示されていた「吉祥展像」(奈良・薬師寺)。艶麗な天平美人の姿に魅了されました。ところどころ色がはがれてしまっていますが、衣装の色使いや文様も鮮やかでした。ふっくらとした頬のあたりが天平美人の姿なのだと思うのですが、そばで「デブやな。」と無粋な言葉を発していた男性がいて、思わず「失礼な。」と反応してしまいました。
それから、「中世絵画」のコーナーでは、「山水図巻」や「秋冬山水図」などの雪舟の絵画が集合していて、圧巻でした。墨で描かれたモノトーンの作品は、近くで見ると、非常に細かい所まで描かれていました。そして、迫力がありました。作者別で一番多く国宝に指定されているのは雪舟だそうです。


そのほか、たくさんの国宝が「これでもか!」という感じで勢ぞろいしていました。私は、あまりにも混雑しているところはあきらめたのですが、全部見て回って、2時間弱くらいかかりました。作品の1つ1つに迫力があって、さすがに国宝に指定されるだけのことがあると思いました。


国宝展のグッズ売り場にも様々な国宝グッズがあり、目移りしてしまいます。
館内で配っている「京都国立博物館だより」(2017年10・11・12月号)では「国宝展」が特集で紹介されています。注目の作品も紹介されているので、「国宝展」に行った際には忘れずに入手されることをお薦めします。


また、グッズ売り場にもあった『ブルータス』(2017年10月15日号)の特集が「国宝」で、「国宝展」が詳しく紹介されています。

BRUTUS(ブルータス) 2017年 10/15号[特集 国宝。]

BRUTUS(ブルータス) 2017年 10/15号[特集 国宝。]



外に、俵屋宗達筆「風神雷神図屏風(ふうじんらいいんずびょうぶ)」(京都・建仁寺)のレプリカの写真撮影スポットがありました。(夕日で光ってしまっていますが…。)