『ちょっと早目の老い支度』



タイトルにひかれて、この本を手にしました。
著者は、自分よりもいくつか年上。一方、自分自身、いやでも「年をとったな。」と思い知らされることが日々増えつつあるお年頃。ずうっと先だと思っていた「定年」という通過地点も、いつの間にか視界に入ってきました。

老後のただ中ではないけれど少し手前にいる私が、どんな時に老いを意識し、どんな心づもりをしようとしたかを綴ってみた。

と著者が「はじめに」で書いてあるとおり、著者が日常で感じたあれこれをまとめた本です。読んでいて、とても共感できるところもあれば、「ありえない!」と思うこともあったりしました。おそらく、年のとり方は人それぞれで違うし、生活スタイルも考え方も人それぞれ。


そして、著者の巻末の文章、

 年をとったらどうなるかわからない先行き不透明の時間を、衰えが顕著になるまでの猶予期間、ましてや死までの猶予期間などとしてしまっては、もったいなさすぎる。
 今は今としてせいいっぱい享受する。その力をつけることが、よきエイジングの基盤になると信じている。

には、非常に共感しました。


実際のところ、悔しいけれど、あちこちガタがきているのが現実。それを受け入れつつ、やりたいことは、思い立った時にやるしかないのかな、とも思っています。運動は苦手だけれど、筋力はつけておいた方が良いことは数年前に思い知らされ、リハビリの治療に行くたびに「がんばって筋力をつけましょう。」と担当のOTの方に、はっぱをかけられています…。
今のところは、「年をとるのも悪くはない、かな。」とも思っています。


『ちょっと早めの老い支度』は、続けて『続・ちょっと早目の老い支度』を読み終え、現在、『続々・ちょっと早目の老い支度』を読んでいます。