7年目の春


今日、3月11日は、東日本大震災が発生した日です。あの日から、7年目の春を迎えました。
毎年、この日が近くなると、被災地の様子がニュースなどで報道されますが、これらを見る限り、復旧が進んでいるところもあれば、まだまだということも多いように思います。


東京にいると、つい忘れがちですが、あの日の後の東京も大変だったことを思い出します。
鉄道など、交通がマヒし、帰宅困難者も多かったです。(私は、幸い、日付が変わる前に動き始めた電車で帰宅できましたが…。)
その後、数か月は電車は間引き運転でした。
電力不足で、計画停電が行われ、図書館のシステムを一時停止することもありました。
図書館の開館時間も、半年くらい、短縮されました。幸い、勤務館は、書架から本が落下したくらいで建物にはほとんど影響はなく、地震当日も、翌日の土曜日も通常どおり開館しましたが、書庫内の落下した本を戻すのに半日くらいかかり、その間は、書庫内資料の利用を制限したと聞いています。利用者の方も、普通に利用していました。
流通もかなりマヒしていて、スーパーの棚から様々なものが消えていることもありました。
そして、電車の中で、一斉に携帯電話の緊急地震速報が鳴り出したり…。
当たり前にしていたことが当たり前にできなくなったり、仕事でも様々な対応に追われて、今にして思えば、私自身、かなり心身ともに疲弊して、あまり体調も良くなかったように思います。被災地の人達はもっと大変だったと思うのですが…。


3月は「春」のイメージがありますが、東北の3月はまだまだ寒いです。実家のある秋田では、ほとんど被害はなかったようですが、その年は雪も多く、停電も発生し、「寒くて、暗くてこわかった。」と生前の母から何度も聞かされました。秋田新幹線こまちもしばらく運休していたので、その年のゴールデンウィークは飛行機を利用して帰省しました*1。そして、秋田に原子力発電所の建築計画があったことを知ったのも、東日本大震災の後で、最初は母から教えてもらいました。


7年前の3月11日は金曜日でした。
今にして思えば、平日で、出勤している職員が多かったこともあって、割と冷静に対応できたのではないかと思っています。今日は出勤日だったのですが、土日祝日は出勤している職員が少ないのですが、利用される方は多いです。もし、あれだけの地震が土日祝日に発生したら、きちんと対応できるか不安があります。
とりあえず、今日もいろいろありましたが、なんとか無事に閉館することができました。


そんなことをいろいろ考えながら、春を待つ東北に思いを寄せる1日となりました。

*1:確か、ゴールデンウィーク直前に、こまちは運転再開していたはず。でも、新幹線の切符はとれなかったので、飛行機にしたと思います。