京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-@サントリー美術館

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サントリー美術館で行われている「京都・醍醐寺真言密教の宇宙-」に行ってきました。

 

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国宝・重要文化財が並ぶ展覧会

この展覧会では、真言宗醍醐派の総本山として歴史的にも重要な役割を果たしてきた京都・醍醐寺の仏像・仏画、史料、書跡のほか、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」に関する品々や三宝院の襖絵、俵屋宗達の絵画などが年代順に、4章構成で展示されています。そして、展示品のほとんどが、国宝・重要文化財に指定されたもの。音声ガイドを借りて、仏像を中心に、じっくり見てまわりました。

展示室に入って迎えてくれるのは、ポスターやチラシに使われている重要文化財如意輪観音坐像」です。ポスター・チラシのイメージで、大きい仏像だと思っていましたが、割と小ぶりな仏像でした。表情がとても穏やかです。そして、衣装や手にした仏具など、非常に細かい細工が施されていました。

重要文化財五大明王像」も素敵でした。不動明王を真ん中にして、隆三世明王軍荼利明王大威徳明王金剛夜叉明王が並んでいます。たいていの不動明王は、目をむいてにらみつけている表情をしていますが、この不動明王は、目が大きくて、どことなくユーモラスな表情です。また、大威徳明王が乗っている水牛は、普通は座っているものだそうですが、今回展示されている像では、水牛がすっくと立ちあがっています。何よりも、水牛の顔がかわいらしい。

不動明王の仏像・仏画はいくつかあり、それぞれ、表情が異なります。怖そうなものから、どことなくユーモラスなものもあり、見比べてみるのも面白いかもしれません。

4階から階段を下りていくと、国宝「薬師如来および両脇侍像」が迎えてくれます。薬師如来の脚が体に比べて小さいのは、お寺の中で、下から見上げた時にちょうどいいバランスなのだとか。なるほど! 

以前、どこかのお寺を見にいった時に、そんなことを聞いたような気がします。

 

仏像好き、歴史好きの方はお見逃しなく!

仏像好きの方のほか、歴史好きの方にもおすすめの展覧会です。

私は、本展覧会の仏像大使である、みうらじゅんさん と いとうせいこうさん の解説が聞きたくて、音声ガイドを借りました。仏像大使のナレーションがある箇所は3つでしたが、思わず笑ってしまうような解説や、「なるほど。こういう見かたもあるのか!」というような解説もありました。音声ガイドを借りて良かったです。

また、私は購入しなかったのですが、「如意輪観音坐像」のクリアフォルダ-など、仏像関係の展覧会グッズも充実しているように思いました。

展覧会は11月11日(日)までですが、土日や会期終盤は混雑しそうです。興味のある方は、なるべく早めの来場をおすすめします。