新元号「令和」についてのレファレンス

4月1日に新元号「令和」が発表されて1週間たちました。

元号について、いろいろな意見もあるようですが、個人的には、良いのではないかと思っています。

元号の出典となった『万葉集』が人気での、増刷されてたり、関連本が出版されているようです。また、図書館や書店では、『万葉集』の展示も行われているようです。

 

ddnavi.com

 

先日、銀座・和光のショーウィンドーに「令和」の書が展示されているのを見かけ、思わず撮影してしまいました。(ガラスへの映り込みが多いのですが…。たくさんの人が写真を撮っているのがわかるかも?)

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「令和」の出典に関するレファレンス

私が図書館の中の人になったのは平成になってからですが、新しい年号として「平成」と決まった時は、「出典が載っている資料などを調べたり、レファレンスに備えていろいろ準備した。」と先輩職員が言っていました。

レファレンス協同データベースレファ協)を検索したところ、早速、「令和」の事例が登録されていました。

新元号“令和”の出典となった万葉集の部分を見たい。高崎市立中央図書館 2019年4月5日更新)

 

登録館の所蔵資料の紹介だけでなく、「国立国会図書館デジタルコレクション」や「日本古典籍データセット国文学研究資料館蔵)」の情報もあり、良い事例だと思いました。所蔵資料のどこにどういう情報が載っていたががきちんと記述されているだけではなく、どのように調査をしたかの回答プロセスや、調査をしたけれども、記述が見つからなかった資料もきちんと書き込まれています。

元号に関する展示を行っている図書館は、ぜひ、展示リストを調べ方マニュアルとして「レファ協」に登録して欲しいと思っています。

 

平成はいつから?

平成の年号は、残り1か月を切りましたが、それでは、「いつから『平成』になったのか?」という疑問が出てきました。関連する事例がないか、「レファ協」を検索してみたところ、こちらも事例が登録されており、「1989年1月8日」から平成になったことがわかりました。 

昭和と平成の変わり目はいつか。宇都宮市立図書館 2015年3月6日更新)

元号を改める政令天皇陛下御在位20年記念 公文書特別展示 国立公文書館

 

「平成」という時代を振り返る 

現在、図書館や書店では、「平成」を振り返る展示が行われている所が多いのではないかと思います。

国立公文書館のホームページには、デジタル展示「天皇陛下御在位20年記念 公文書特別展示」 があるので、こちらで「平成」という時代を振り返ってみるのも良いかもしれません。(今後、平成の残り10年が追加されるでしょうか?)

www.archives.go.jp

 

ちなみに、国立公文書館の「平成」のクリアファイルは、私も持っています。(先輩職員からいただきました。)

withnews.jp

 

個人的には、「平成=図書館の中の人」

個人的には、平成の約30年は、図書館の中の人の時代とほぼイコールとなります。長いようで短かった30年間。図書館のことを良く知らないまま「図書館の中の人」になり、怒涛の日々を過ごしました。

平成の初め頃は、コンピュータが導入され始めた頃です。その後、目録カードもなくなり、2000年頃からはOPACに切り替わり、図書館のホームページができて、インターネットで蔵書検索ができるようになったりと、図書館そのものも大きく変わった時期だったように思います。

いつか、個人的な平成の図書館振り返りができたらいいな、などど思っていますが…。