映画「女王陛下のお気に入り」を見てきました

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先日、映画「女王陛下のお気に入り」を見てきました。

気になってはいたものの、なかなか時間がとれず、ようやく見に行くことができました。

 

www.foxmovies-jp.com

 

女優3人の演技が素晴らしい!

アン女王(オリヴィア・コールマン)の寵愛(Favourite )をめぐっての、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)とアビゲイルエマ・ストーン)の駆け引きがこの映画の見どころ。一方、華やかな王宮の外では、イングランドはフランスと戦争中という状況で、財政的にも厳しい状況にあります。

実は、この映画を見るまでは、アン女王について、全く知りませんでした…。

虚弱体質で、痛風に悩まされており、さらに17人の子供に先立たれた孤独なアン女王。わがままで寂しがり屋になるのも納得できます。女王としての務めをきちんと果たすためにも優秀な側近が必要だったはずで、それが、レディ・サラであり、アビゲイルだったのだと思います。そして、レディ・サラ、アビゲイルの二人とも、それぞれに野心を抱えているという…。

舞台は、18世紀初めのイングランドの王宮ですが、「こんなこと、あるかも?」と思えるシーンもたくさんありました。とにかく、3人の女優の演技が素晴らしかったです。

 

サンディ・パウエルの衣装が素敵

この映画の衣裳を担当したのがサンディ・パウエルですが、特に、3人の女優の衣裳が素敵でした。

3人の女優の衣裳は、すべてモノトーンで統一されています。宮殿内の装飾が華やかなので、逆に、モノトーンの衣裳が映えるのかもしれません。何よりも、モノトーンであるために、レディ・サラ役のレイチェル・ワイズアビゲイル役のエマ・ストーンの白い肌がより際立ったように思いました。

プログラムのインタビュー記事で、サンディ・パウエルは以下のように述べています。

白を綺麗に保つのにはお金がかかることから、白色の服を着用できるのは、裕福な人間のみだという考えがあるわ。

 

ドレスも素敵でしたが、レディ・サラが乗馬や射撃練習の時の、男装の麗人風の衣裳も素敵でした。

一方、巨大なかつらをかぶり、化粧をし、着飾った貴族の男性たちの姿は、美しい、というよりも、不気味な感じでした。

 

「レディ・サラ」とは?

個人的には、3人の中では、レイチェル・ワイズが演じる「レディ・サラ」という人物に興味を持ちました。美しいだけではなく、聡明で、気も強い女性。「夫であるモールバラ公爵よりも、政治家向きかもしれない」と思いました。

気になったので、取り急ぎ検索してみたところ、Wikipediaに「サラ・ジェニングス」で略歴が載っているのを見つけました。初代モールバラ公爵夫人でした(Wikipediaでは「マールバラ」公爵夫人となっています)。

ja.wikipedia.org

 

以前見た映画「ある公爵夫人の生涯*1のプログラムに家系図が載っていましたが、「初代モールバラ・公爵 ジョン・チャーチル」の名前はある物の、残念ながら、「レディ・サラ」の名前はありませんでした。

 

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「レディ・サラ」について、できれば文献でも確認しておきたいのですが、地元の図書館では難しく、都立中央図書館に行かないと難しそうです…。

*1:キーラ・ナイトレイが演じるデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナは、スペンサー伯爵家の出身で、スペンサー伯爵家は、モールバラ公爵家とは縁続き。