第21回図書館総合展にいってきました

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11月12日(火)から14日(木)まで、パシフィコ横浜で開催された「第21回図書館総合展」に行ってきました。ただし、私が行ったのは、最終日・14日(木)の午後のみです。午後に行われた2つのフォーラムに参加し、合間に展示ブースを見て回りました。 

図書館を退職しましたが、図書館の利用者として、図書館の動向は押さえておきたかったので、「一般」で入場しました。

 

フォーラム「あなたも使える専門図書館~様々な連携の形」 

午後の1つ目は、「あなたも使える専門図書館~様々な連携の形」のフォーラムに参加しました。

現役時代は、勤務館の資料では十分ではない場合に、専門図書館を案内することがありましたし、何館か、見学に行ったこともあります。専門図書館は、規模が小さいところが多いのですが、公共図書館にはない、その図書館ならでは資料をたくさん持っています。今回のフォーラムでは、防災専門図書館大倉精神文化研究所附属図書館BIZCOLI の3館について、どういう図書館かの紹介がありました。

防災専門図書館と大蔵精神文化選救助附属図書館の2館は、近いうちに訪問してみたいと思っています。

 

『レファレンスと図書館-ある図書館司書の日記』(皓星社)刊行記念トークショー

午後の2つ目は、『レファレンスと図書館-ある図書館司書の日記』(皓星社)刊行記念トークショーに参加しました。

大串夏身さん*1の著書『ある図書館相談係の日記―都立中央図書館相談係の記録―』(1993年刊)が大幅に増補して復刊されたこと記念して行われたもので、司会のライター・編集者の南陀楼綾繁さんが、うまく大串さんの話を引き出してくれて、おもしろかったです。レファレンスに関わる様々な裏話もありましたが、現在のレファレンスに対する警鐘もあったように思います。具体的には、「インターネットに頼り過ぎていないか」ということ。これは、図書館司書だけではなく、一般の人についても言えることで、インターネットは便利だけれども、その情報が本当に正しいかどうかを見極める力はますます重要になっていきそうです。

 

『ある図書館相談係の日記』は、私もだいぶ前に読みましたが、今回の出版にあたって、大幅に増補されています。レファレンスの情景は、約30年前で、現代とは調べ方も変わっていますが、「レファレンスとは何か」を考えるためにも、この本をおススメします。

当日は、本の販売と、トークショー終了後に大串さんのサイン会がありました。私の本は、大串さんのサイン入りです。

レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記

レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記

 

 

 展示ブース

実は、今年は、あまり展示ブースを見て回ることはできませんでした…。「フォーラムの後で。」と思っていたら、あまり時間かなかったためです。

 

有隣堂のブースで、『LRG』の最新号と、嶋田学さんの著書を購入しました。図書館関係の本をチェックし、購入できるというのは、図書館総合展の良いところだと思います。

図書館・まち育て・デモクラシー 瀬戸内市民図書館で考えたこと

図書館・まち育て・デモクラシー 瀬戸内市民図書館で考えたこと

 

 

 有隣堂のブースの一角に、活版印刷用の活字もありました。もしかして、活版印刷ブームが来ている? ちなみに、私のフリーランスの名刺は、活版印刷で作成しました。

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 カーリルさんのブースで、特製クッキーをもらいました。(割れているのは、私が雑に扱ったせいです…。)

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図書館総合展参加のフィードバックは忘れずに !

今年も、図書館総合展は盛況だったようで、何よりです。図書館関係者も多く参加されたことと思います。

図書館総合展に参加された図書館の中の方(正規、非正規など、雇用形態は問わず)には、ぜひ参加して得たことを職場にフィードバックさせて欲しいと思います。

これは、フォーラムに参加して勉強になった、展示ブースを見て回って参考になった、というインプットで終わるのではなく、小さなことでもいいので、必ずアウトプットをして欲しいということです。職場で共有する、報告する、業務に生かす…。何でも構いません。

せっかく得た知識を、自己完結させてはもったいないと思っています。

*1:大串さんは、接点は少なかったものの、図書館員時代から知っているので、この記事では“大串先生”ではなく、“大串さん”としました。