企画展「カルティエ、時の結晶」@新国立美術館

新国立美術館で開催中の企画展「カルティエ、時の結晶」に行ってきました。

cartier2019.exhn.jp

 

この企画展示は、「時間」をテーマに、「序章」に続く「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求するというもの。

無料貸出しのスマートフォンサイズの音声ガイドを頼りに、薄暗い空間の中を進んでいくと、ゴージャスなカルティエのジュエリー約300点がケースに入れられて展示されていました。通常は公開されることのない個人所蔵のものも多く、これだけの作品が一堂に会するのは、なかなかないのではないかと思います。

 

序章 時の間:ミステリークロック、プリズムクロック

「時計製造の奇跡」と言われている「ミステリークロック」。「ミステリークロック」の2本の時計の針は、あたかも機械とは全く繋がりがないかのように宙に浮かんで見えます。その仕組みの説明を見て、「なるほど」と思いました。一見するとわからないような仕組みが隠されていました。

「時計」と言えば、実用的なイメージがありますが、華やかに細工が施された「ミステリークロック」は、「芸術作品」でした。

 

第1章 色と素材のトランスフォーメーション

様々な種類の宝石を使った、色鮮やかでゴージャスでありつつも、よく見ると繊細なデザインが施されたネックレスやブローチ、ティアラなどが並んでいました。

19世紀末に誕生した「ガーランドスタイル(花手綱様式)」という優雅なデザインを可能にしたのは、プラチナという素材だったとのこと。プラチナは、金や銀よりよりも硬質で、花枝や蝶結び、レースの透かし模様などの繊細な作品に適していただけではなく、 プラチナの白い輝きは、当時のダンスホールに導入され始めた電灯光を反射して、ダイヤモンドを眩いほどに引き立てたそうです。

また、華やかな色彩は、インドからインスピレーションを得たものだとか。

 

第2章 フォルムとデザイン

繊細な流線型のラインのジュエリーがある一方で、非常にボリューミーで立体的なデザインのジュエリーがあったり。カルティエは、デザインに「動き」をテーマとして追及しているとのこと。

また、日常の様々なものからデザインのヒントを得ているとか。

 

大谷石のブロックが積み上げられた中に展示ケースがあるという、不思議な空間でした。

 

第3章 ユニヴァーサルな好奇心

カルティエのデザインには、日本の浮世絵や印籠、型紙などの工芸品の影響を受けたものもあるとか。日本だけではなく、中国、インド、イスラムなど、世界各地の文様や色遣いを巧みに取り込んでいます。

また、カルティエの象徴的なモチーフの1つ「パンテール(豹)」は、新しい時代の女性と自由を象徴しているのだとか。1914年に「ブレスレット ウォッチ」のデザインとして登場して以来、ジュエリーや時計などにそのモチーフが巧みに取り込まれています。

 

なお、第3章のみ写真撮影可だったので、気になった作品を撮影しながら鑑賞したのですが、写真、撮り過ぎました…。ただし、スマホのカメラでは、その素晴らしさは再現不可能です…。

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女性は間違いなく楽しめる展示です!

展示会場は、やはり、女性の姿が多かったです。幅広い年代の女性が、カルティエのジュエリーにくぎ付けになっていました。もちろん、私もその一人です。

もちろん、男性も来場していて、男性はジュエリーよりも時計の展示ケースを熱心に見ていたような?

カルティエのジュエリーは目の保養になるだけではなく、デザインも素敵でした。おそらく、私は一生、身につけることはないと思うのですが。