リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展@Bunkamura ザ・ミュージアム

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渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで行われている「建国300年 ヨーロッパの宝石 リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」に行ってきました。

私が行ったのは、平日の午後だったのですが、思っていたよりも混雑。人気の展覧会のようで、当初、12月23日(月)までの会期だったのが、12月26日(木)まで延長されました。

www.bunkamura.co.jp

 

リヒテンシュタイン侯国とは?

リヒテンシュタイン侯国は、スイスとオーストリアにはさまれた小さな国で、人口は3万5,000人ほど。そして、世界で唯一、侯爵家(君主)の家名を国名とするユニークな国家なのだとか。

リヒテンシュタイン侯爵家の歴史は、12世紀頃までさかのぼることができるそうで、ハプスブルク家の家臣として、早くから広大な領地を治めていたそうです。第二次世界大戦後に、領地は現在の大きさとなりましたが、金融業や企業誘致などの成功により、小さいながらも世界屈指の豊かさを誇っているそうです。

今回の展示は、リヒテンシュタイン侯爵家が収集してきた約3万点にも及ぶ美術品から、選りすぐりのコレクションを紹介するもの。

「美しい美術品を集めることにこそお金を使うべき」

という家訓を持つ、リヒテンシュタイン侯爵家。今回の展示で紹介されているコレクションも、各時代の当主の審美眼によって選びぬかれた珠玉の美術品なのです!

会場は、展示会のタイトルにもあるように、キラキラと輝く宝石箱のようでした。

 

華麗なる侯爵家の絵画コレクション

「第1章 リヒテンシュタイン侯爵家の歴史t貴族の生活」では、肖像画を中心に構成されていました。

リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像」は、あどけなさが残るものの、凛としていて、気品のある少年の肖像画でした。

リヒテンシュタイン侯女レオポルディーネ・アーデルグンデ」の肖像は、衣装のレースがとても素敵でした。

 

「第2章 宗教画」「第3章 神話・歴史画」では、神話や宗教をテーマとしたルーベンスやクラナーハ(父)の作品、様々な画家が描いた聖母子の絵が並んでいました。

 

侯爵たちが愛した磁器たち

リヒテンシュタイン侯爵家の当主たちも、陶磁器の収集に情熱を傾けたのだそう。

「第4章 磁器-西洋と東洋の出会い」では、中国・景徳鎮窯や日本の有田窯の壺に、金具を装飾したものが並んでいました。どのようにして、陶磁器に、繊細な金具の装飾を施したのか、気になりました。

 

また、「第5章 ウィーンの磁器製作所」では、ウィーン窯の磁器が並んでいました。静物画や風景画といった絵画作品と同じ絵柄が描かれた皿が多く展示されていたのですが、どのようにして作られたのか、また、どういう場面で使われたのか、気になりました。

 

風景と自然

「第6章 風景画」では、アルプスの雄大な山々の景色などを描いた作品、「第7章 花の静物画」では、花や果物を描いた絵画や陶磁器が並んでいました。

 

「第7章 花の静物画」のコーナーのみ、写真撮影可でした。そして、つい、あれこれ、作品を撮影してしまいました。(スマホのカメラでの撮影なので、再現率は悪いと思います…。)

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貴族の宮廷空間を再現した会場

今回の展示では、コーナーごとに壁の色が違い、貴族の宮廷空間を再現するような展示空間・構成にしたとか。絵画のフレームも重厚かつ華麗なものが多かったように思います。

また、リヒテンシュタイン侯爵家がこれだけの美術コレクション(しかも、今回展示されているのは、その一部!)を所有していることを知らなかったので、思っていた以上に「すごいものを見てしまった!」という感想を抱きました。

 

美術館前のクリスマスツリーとポイセンチア。もうすぐ、クリスマスですね。

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