『女は、髪と、生きていく』

女は、髪と、生きていく

女は、髪と、生きていく

  • 作者:佐藤 友美
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: 単行本
 

 

大事なのは、顔や髪質ではなく、「心に似合う」髪型。髪の力を借りて、自分の印象を好きなように決め、髪型によって「自分がどんな自分でありたいか」を宣言すること。さらには、髪型によって、自分の人生も変えられる!?

 

髪型で自分のキャラを変える?

著者によると、自分のキャラを変えたい時は、髪で外見を先に変え、内面を髪に追いつかせることが有効だとか。つまり、話し方やメイクを変えてイメージチェンジをするよりも、髪の印象の方が強いので、髪を変えた方が周囲の人の「見られ方」が変わりやすいということ。確かに、言われてみればそのとおりで、私自身、メイクが変わったことよりも、髪型が変わったことの方が気がつきやすいかもしれません。

もしかしたら、ドラマ、映画の登場人物をイメージするとよいかもしれません。何となくキャラクターと髪型が合っているように思いませんか?「アイドルを卒業して女優の道を目指します」と宣言したタレントが髪型を変えることも多いような?

私自身は、今まで、長かった髪をばっさり切ったこともありますが、自分の髪を戦略的に使うということは考えたことがなかったように思います。どちらかと言えば、気分転換とか、気持ちの切り替えの意味で美容院に行くことがありますが、この本を読んで、もっと髪を戦略的に使った方がいいのかも、と思いました。

 

似合う髪型が見つからない?

また、「似合う髪型が見つからない…。」と思っている女性たちの多くは、その髪型が「自分には、見た感じは似合っているのに、気に入っていない」という状態だということなのだそうです。つまり、どんなに顔立ちや髪質に似合っていても、その髪型が自分の気持ちにフィットしていなければ、しっくりこないということ。そして、心が変化すると、本当の意味での「似合う髪型」も変わってくるそうです。

そう言われると、私も思い当たることはいろいろと…。

 

髪型探しは自分探し

それでは、自分の心に似合う髪型を手に入れるためにはどうしたらいいのか?

簡単なワークは、次の2つの質問に答えること。

  1. もし、顔立ちにも、髪型にも、髪質的にも、何の制限もないとしたら、どんな髪型にしてみたいですか?
  2. その髪型にしたら、どんな雰囲気になれそうだと思いますか?

 

もう少し時間をかけられるのであれば、次のような「自分を棚卸しする」ワークをしてみると良いそうです。

  1. あなたが、「こんな言葉で形容される(褒められる)自分になりたい」と思う言葉を、20個、書き出してみてください。
  2. そのうち、自分にとって特に優先順位の高い言葉を3つ選んでください。
  3. 選び終わったら、なぜその言葉で形容されたいのか(褒められたいのか)、その理由を考えてみてください。

 

このワークは、本当に難しいです。この本を読みながら、「自分だったらどうだろう?」と考えてみましたが、数個は思いつくのに、20個となると、なかなか思いつきません。これは、自分が思っているほど「自分がどうなりたいかわからない」ということなのだそうです。そのためにも、著者は「自分を見つめ直し、自分を大事にして欲しい」「自分を好きになって、自分に自信を持てるようになって欲しい」と述べています。

 

美容師さんにはどう伝える?

ここ10年くらい、微妙に長さは変わっていますが(少しずつ、短くなっています)、あまり大きく髪型を変えていないかもしれません。実は、この本を読む前に、ある仕事が一段落したタイミングで美容院に行ってきました。ずっと通っている美容院で、いつもお願いしている美容師さんにカットしてもらいました。担当してもらっている美容師さんとは、かなり長いお付き合いとなっています。

その時のオーダーは

「髪を結ぶことができる長さはキープしたい(→まとめ髪がしたいので)」

「白髪を目立たないようにしたい」

で、このオーダーのしかたは〇のようです。あとは、ほとんど美容師さんにおまかせ状態。できれば、全部お任せではなく、どういう自分になりたいかをきちんと伝えてオーダーするのが良いようです。次に美容院に行く時までに忘れずにいたら、チャレンジしてみる?その前に、自分が「どういう自分になりたいか」のワークをする方が先ですね…。

 

戦略的に髪を使ってみる?

「Chapter5 髪にあなたができること」では、似合う髪型を美しくキープするためのメンテナンス方法が紹介されています。

髪の分け目はぼかす、後頭部はふくらませる、シャンプーは髪ではなく頭皮を洗う、など、知っているようで知らなかったこと、今すぐ実践できることが載っています。そして、何よりも、髪は正面からだけではなく、サイドやバックなど、360度チェックすること。

他にも、髪の力と髪型をもっと効果的に使う方法が、この本の中にあふれています。

気になった方は、だまされたと思って読んでみませんか?